源泉徴収票作成画面に警告メッセージと赤い囲みが表示されます
年末調整作成画面を開いたら、赤い囲みと警告メッセージが表示されるようになりました!
それは源泉徴収票に取り込まれた金額と、給与・賞与明細書の縦計があっていないときに表示されるメッセージです。以下の方法で解決できますよ。
年末調整作成画面を開いたら、上に赤い警告メッセージが表示され、左側に赤い囲みが表示される場合があります。
警告メッセージには「給与・手当等・賞与等・社会保険控除の金額が、給与・賞与明細書の内容と一致していません」と書いてありますね。これはどういう意味なのでしょうか?
これは、源泉徴収票に取り込まれた給与・手当・賞与・社会保険料控除の金額のすべてまたはいずれかが、給与・賞与明細書の年間合計と一致していないことを意味しています。集計表の「源泉徴収簿」と比較してみると良いでしょう。
集計表の「源泉徴収簿」を開き、給与・賞与・手当の金額なら「課税支給額合計」と、社会保険料控除なら、「社会保険料合計」と金額を比較してみてください。確かに少し金額が違いますね。
※ 給与・賞与・手当の金額は「課税支給額合計」 と一致します。差引支給額ではありませんので、間違えないようにしましょう。
どうして源泉徴収簿と源泉徴収票の金額に相違が生じるのでしょうか。それは源泉徴収票作成後に、給与・賞与明細書の金額を変更したからです。その場合は、源泉徴収票作成画面でもう一度給与・賞与明細書から金額を取り込む必要があります。源泉徴収票作成画面を開き、「取込」ボタンをクリックします。
「取込の設定」画面が表示されたら、真ん中の「給与・賞与明細書の取り込み」にだけチェックを入れ、画面右下の「取込」ボタンを押します。
最新の給与・賞与明細書の金額が取り込まれて、赤い囲みと警告メッセージが表示されなくなったことを確認してください。
この状態で、源泉徴収票の金額と集計表の「源泉徴収簿」が一致するようになります。