有休(有給)を管理するには?
「給料らくだ」で有休を管理したいのですが?
「給料らくだ」では簡易的な有給管理が可能です。見てみましょう。
「給料らくだ」で有休を管理することは可能です。しかし、有休を管理する台帳は存在しません。すべて給与明細書上で処理します。また年度初めなどに有休を付与する作業を自動で行うことはできません。たとえば毎年4月1日に有休を自動で5日間追加する、といったことはできません。有給の追加は手動で行う必要があります。
目次
有給を日数で管理する場合(月給者・日給者)
1.給与明細書を開き、勤怠エリアの空いている項目をクリックしてプルダウンリストから「有給」もしくは「有給日数」を選択します。

2.その隣の空いている項目をクリックして、プルダウンリストから「有給残日数」を選択します。

3.「有給日数」にその月消化した有給の日数を、「有給残日数」に当年度にまだ未消化の有給の残日数を手入力します。

4.「有給残日数」欄に手入力すると自動計算が無効になるという確認画面が表示されますが「OK」をクリックします。

「有給日数」に時間を入れたときの動きですが、月給者と日給者とで異なります。
月給者の場合:
「基本給」の額は変動しません。「有給日数」にカウントされた日付は欠勤扱いにならないので、ペナルティとして控除されないという意味です。(通常欠勤すれば「欠勤控除」としてその休んだ分が控除されますが、「有給日数」としてカウントすればその控除がなされません)
日給者の場合:
「有給日数」+「勤務日数」×日給単価で産出される額が「日給」項目に自動計算されます。たとえば日給単価10,000円の社員が「有給日数」1日、「勤務日数」20日だった場合、「日給」欄に自動計算される金額は21×10000=210000となります。
有休を時間数で管理する場合(時給者)
1.給与明細書の勤怠エリアの空いている項目をクリックしてプルダウンリストから「有給時間」を選択します。

2.隣りの空いている項目のプルダウンリストから「有給時間数残」を選択します。

3.「有給時間」にその月消化した有給の時間数を、「有給残時間数」項目に当年度未消化の有給の残時間数を手入力します。

4.「有給残時間数」欄に手入力すると自動計算が無効になるという確認画面が表示されますが「OK」をクリックします。

「有給時間」に数字を入れた場合の動きは下記のとおりです。
時給者の場合:
「有給時間」+「勤務時間」(または「出勤時間」)×時給単価で産出される額が「時給」項目に自動計算されます。たとえば時給単価1,000円の社員が「有給時間」8時間、「勤務時間」90時間だった場合、「時給」欄に自動計算される金額は98×1000=98000となります。
「有給残日数」「有給残時間数」の付与
有給を日数管理している場合:
前月までの年間の有給の未消化が4日残っていて、今月5日付与される場合、「有給残日数」を「9」と書き換えます。

有給を時間数管理している場合:
前月までの年間の有給の未消化が8時間残っていて、今月40時間付与される場合、「有給残時間数」を「48」と書き換えます。

「有給残日数」「有給残時間数」の自動計算
たとえば秋田さんの9月の明細書の「有給残日数」は「9」日でした。

翌10月には有休を一日消費したので、10月明細の「有給残日数」は前月9月明細の「有給残日数」の「9」-10月の「有給日数」の「1」=「8」と自動計算されています。

有休をとって出かけるのも良いですが、リフレッシュできないばかりか、逆に疲れてしまうなんてこともありますよね。それならAmazonプライムに申し込んでホームシアターで映画を見まくる、というのもありかもしれませんね。