「支給控除一覧表」などの集計表で、グループごとに集計したい

じつは、Rev5.50以前でも、部門ごとに集計する方法はあったんです。でも「課」で集計することはできませんでした。それでも会社に「課」しかない場合でも、便宜的に「課」と同名で部門を作って、たとえば「人事部」「人事課」などと両方登録して、部門ごとに集計するという面倒くさい方法をとらなくてはいけませんでした。

それが、Rev5.50以降では「課」だけで集計できるようになりました。部門を登録しなくても、社員を「課」に割り振っておけば、各課ごとに集計ができるようになったんです。これは画期的ですね。

まずは「給料らくだ21」が「Rev5.50」以上になっているか、確認しましょう。

もしRev5.50未満の場合は、「アップデートがあります」の部分をクリックして、まずはアップデートしましょう。

1.メインメニュー→「台帳管理」タブ→「社員台帳」アイコンをクリックします。

2.社員のリストが表示されます。

3.「課」の欄に直接課の名称を入力して、キーボードの「Enter」キーを押します。

4.新しい課を登録するか尋ねる画面が表示されるので、「はい」をクリックします。

5.同じ操作を繰り返して、社員全体を課に割り当てます。

6.作業が終了したら、社員台帳を右下の「閉じる」ボタンで閉じます。

7.メインメニュー→「日常処理」タブ→「集計表」アイコンをクリックします。

8.たとえば、「支給控除一覧」を開きます。

9.集計期間を設定して、画面右下の「印刷」ボタンをクリックします。

10.「用紙選択」の画面で「（課毎）」とついた項目を選択します。

11.集計結果が課ごとにグループ分けされていることを確認します。